イタリアのカルチョで再びクローズアップされている八百長問題。マリオ・モンティ首相が「2、3年のリーグ中断も」と語るなど、根絶に向けた抜本的な改革が迫られるなか、一年前に渦中にあったのがセリエAのアタランタである。
当時の主将、元イタリア代表MFのクリスティアーノ・ドーニが八百長関与で3年半の出場停止処分を受け(その後逮捕)、クラブも今季の勝ち点を6減点。昇格クラブにとっては絶望的な状況からのスタートだった。しかし、開幕3試合で早くも勝ち点をプラスにするなど、減点がなければ首位を争おうかという開幕ダッシュで一気に勝ち点を積み重ね、中の下といったポジションに定着。その後もほとんど残留争いに巻き込まれることなく、見事12位で厳しいシーズンを終えた。
Atalanta Errea 2012-13 Home
イタリアのスポーツ用品メーカー、Erreaによるアタランタの新ユニフォームがこちら。ホームのストライプは2011-12モデルでは中央での切り替えしデザインだったが、2012-13モデルは中央が黒となり、左胸のコニカミノルタのロゴも縦縞にフィット。
Atalanta Errea 2012-13 Away
アウェイは、クラブカラーの“ネッラズーリ”に白を交えたトリコロールを中央に縦に配置した。なお、アタランタは今年が105周年の記念イヤーということで、ホーム・アウェイともに後身頃の襟下に創設年の「1907」が入れられている。
5月4日、アタランタのホーム、ベルガモ中心部のヴィットリオ・ヴェネト広場に建てられた仮設のファンショップで新ユニフォームがお披露目されたときの様子。
このヘルメットもなかなか
(筆:Qoly編集部 O)
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ