EURO2012の開幕が迫る中、本企画ではQoly編集部推薦のタレントたちを紹介。誰もが知るスタープレーヤーから知る人ぞ知る逸材まで取り上げるので、是非大会観戦の予備知識としてもご利用くださ い。
ドイツの攻撃を指揮する“異能”レフティー
名前 | メスト・エジル Mesut Ozil |
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国籍 | ドイツ/トルコ |
出身地 | ゲルゼンキルヒェン(ドイツ) |
生年月日 | 1988/10/15 |
身長/体重 | 183cm/76kg |
所属チーム | シャルケ-ブレーメン - レアル・マドリー |
主なポジション | OH/ST |
レアル・マドリーの10番を背負う“新世代ドイツ“の象徴。
フィジカルこそ並みだが、左足から繰り出すイマジネーション溢れるプレーは必見。ボールの置き所が巧みで、キープ力に優れるため、前線でためをつくれる。そこからの放つスルーパスも一級品なうえ、速さと巧さを兼ね備えたドリブルで切れ込んでくるため相手にすれば非常にやっかいな存在。
さらに、ボールを受け方・収め方が非常に上手く、ある意味ではここが最大の特徴。時にバイタル、時にサイドなどに空いたスペースを察知し、そこにスッと入って、ボールを貰って配球して、また貰って・・・と前線で起点になり続けることができる。
そんなエジルはユース時代からテクニシャンとして鳴らし、それまでのドイツにはいなかった異能な存在として注目と期待を集める。生家のあるゲルゼンキルヒェンにほど近いシャルケでトップチームデビューを飾るも、契約面でチームとこじれ、ブレーメンへと移籍。 そのブレーメンでも「人生に一度しかないチャンス」と慰留を振り切って、スペインへと旅立った。
レアル・マドリーではモウリーニョから「たった一つのプレーで決定機を作り出せる」と信頼を寄せられており、破壊力抜群のアタッカー陣の一翼を担っている。 今シーズン、リーグ史上最多得点数でリーガを制したマドリーにあって、得点こそ物足りない数字だったが、アシスト面などでしっかりと貢献してみせた。
(筆:Qoly編集部 I)