2012/6/11 20:45 NSCオリンピスキー(キエフ)
Ukraine
2
0-0
2-1
1
Sweden
シェフチェンコ
シェフチェンコ
55'
62'
得点者
52'

イヴラヒモヴィッチ


ホスト国ウクライナが同国の英雄の活躍により、グループDの暫定首位に立った。

試合が開始してからしばらくは互いに「様子見」の展開が続き、少ない手数でゴールを狙うシーンが目立ったが、試合は徐々に大観衆の後押しを受けるウクライナペースに。後半7分に守備のミスをスウェーデンに突かれる形でイブラヒモヴィッチに先制点を許すが、それからわずか3分後にシェフチェンコが爆発。戦前の予想に反し、先発で起用された“ウクライナの矢”は、ヤルモレンコの右からのクロスボールに絶妙の飛び出しを見せ、豪快なダイビングヘッドで同点弾を獲得すると、それから7分後には逆転弾を奪取。こちらはナザレンコの左からのCKに、老獪且つ大胆な動き出しでイブラヒモヴィッチの前に入り、巧妙に頭でボールのコースを変えるという技ありのものであった。

この結果、まだグループリーグ初戦が終わったばかりであるものの、大方の予想を裏切りウクライナがグループDの首位に。これからイングランド、フランスという実力者との対戦が控えているが、“頼れる男”の力で勢いに乗れるスタートを切ったホスト国の今後には注目する価値がありそうだ。

(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)

【マッチフルハイライト】

(筆:Qoly編集部 T)

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