パリSGへの移籍は白紙に?

一部報道では「パリSGへの移籍が決定的」とされるなど、ミランからの退団が迫っていたチアゴ・シウヴァだが、一転して残留が濃厚となったようだ。

『Gazzetta dello Sport』によると、ミランの副会長アドリアーノ・ガッリアーニはフランスに乗り込み、レオナルドらパリSG幹部との直接会談を行ったが、その席で「移籍金4200万ユーロ+ボーナス、チアゴ・シウヴァには5年契約で年俸1000万ユーロを用意する」というメガオファーを却下したとのこと。

『Gazzetta dello Sport』の代表者ザペッローニは同ニュースをいち早くTwitterで配信

なお、今回の一件は「移籍濃厚から残留へ」と短期間の間に状況が大きく変わったわけだが、この騒動について、現地メディアのいくつかは「予算を考える上では魅力的な話だったが、この移籍を実現した際のトラブル(これを契機にイブラヒモヴィッチやカッサーノがチームを離れるシナリオやファン離れ)などを未然に防ごうと思っての決断」、「(お金よりも大事なものを選んだように見せることで求心力を回復させたい)ベルルスコーニ会長の一種のプロパガンダ」と見ているようだ。

(筆:Qoly編集部 T)

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