Spain
|
4
|
1-0
3-0 |
0
|
Ireland
|
---|
トーレス ダビド・シルバ トーレス セスク |
4' 49' 70' 83' |
得点者
|
---|
スペインは初戦で採用した0トップからCFにトーレスを置く1トップに変更、対するアイルランドは前線でハードワークできるコックスをキーンの相方に指名し、前回王者との試合に臨んだ。
キックオフ直後はやや落ち着かない展開だったが、先発起用されたトーレスがすぐさま結果を出す。 相手ゴール前でDFからボールをかっさらうと、ギブンの頭上を抜いて開始4分で先制点をもぎ取ってみせた。その後、10分を過ぎたあたりからはスペインペースで試合は進行。 緩急を織り交ぜたパスワーク、相手を引きつけておいて空いたスペースに入ってボールを受けるといういつも通り攻撃をみせ、相手を押し込む。特にイニエスタの動きが秀逸でチャンスを演出し続けた。
一方のアイルランドはDF・MFの2ライン+コックスの9人で守備ブロックを形成するも、どうしてもDFラインが下がってしまい、ライン間のスペースをスペインに突かれ続けた。 カウンター狙いの攻撃でも相手の高いラインの裏のスペースにキーンを走らす程度で全体を押し上げられないため厚みのあるアタックは望めなかった。
前半をなんとか1失点で留めたアイルランドは後半からコックスに替えウォルタースを投入するがスペインペースは変わらず。後半開始早々、エリア内でシルバが憎らしいほど落ち着いたシュートを流し込み、追加点をゲット。こうなるとスペインのパスワークは一段と冴えを見せ、相手を圧倒。 受け身一辺倒となったアイルランドはなんとか反抗に転じようとするが、押し上げたところを逆にカットされると、抜け出したトーレスに決定的な3点目を奪われ万事休す。
その後、スペインは0トップを“再テスト”するなど余裕の試合運びをみせると、終了間際にも追加点をあげ、4-0でアイルランドを一蹴した。
2得点を決めたトーレスは相手DFの視界から一旦消えてから裏に飛び出す動きなど“らしさ”を発揮。さらに、相手の脅威に成り続けたイニエスタ、初戦に続いて得点に絡んだシルバと前線が噛み合い、持ち前の攻撃力を見せつけたスペインは最終節クロアチア戦に向けて、大きく弾みをつける試合内容となった。
一方、2試合で1ゴールと得点力の無さに泣いたアイルランドは2連敗でグループリーグ敗退が決まってしまった。
(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)【マッチフルハイライト】
(筆:Qoly編集部 I)
【厳選Qoly】日本代表の2024年が終了…複数回招集されながら「出場ゼロ」だった5名