イタリアでの報道を否定するアル・ナスル
6月18日、ガルフニュースは「UAE1部リーグのアル・ナスルが、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロとの移籍交渉は行っていないと発表した」と報じた。
先日イタリアのメディアでは17日、アル・ナスルの監督を務めているワルテル・ゼンガ氏の意向で、アレッサンドロ・デル・ピエロの獲得に向けた交渉を行っているという記事が掲載されていた。しかし今回アル・ナスル側がそれを否定した格好である。
アル・ナスルの委員会のメンバーであるアブドゥラ・アル・バンナイは、ガルフニュースの取材に対してこう答えたという。
「あの記事は真実ではない。デル・ピエロと交渉を行っている事実はない。我々にはいくつかのオプションがあるが、まだ監督と話し合っていない。そして、候補の中にデル・ピエロの名前もない」
クラブのジェネラルマネージャーを務めているハリド・オバイドも同じく現段階での接触を否定している。
「もしかするとエージェントが裏で接触しているのかもしれないが、監督はそういうことを内部で話に出したことはない。私は、これは嘘の情報だと思うね」
なお、アル・ナスルが現在メディアで獲得を狙っていると噂されているのは、ファブリツィオ・ミッコリ(イタリア/パレルモ)、ティム・ケイヒル(オーストラリア/エヴァートン)、ハイメ・アジョビ(エクアドル/パチューカ)の3名である。
(筆:Qoly編集部 K)
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