「給料を支払って貰う方法が見当たらない・・・」
ギニア代表監督を努めているミシェル・デュスイェルは、記者会見で5ヶ月間給料が支払われていないことを明らかにした。
今月初めにワールドカップ予選、2014年アフリカネイションズカップ予選を戦ったギニア代表。チームを率いるデュスイェル氏は、試合終了後に移動条件、宿泊施設の環境が劣悪だったことを明かし、手配したギニアサッカー連盟を批判した。
それから一週間が経ち、コナクリで開かれた記者会見において、今度はデュスイェル氏は自身の給与が5ヶ月間支払われていないことを告白。スーパースポーツ・ドットコムがそのコメントを記載している。
「私の契約に関しては、スポーツ大臣、サッカー連盟会長は正式にサインしている。しかし聞いたところによれば、どうやら財務大臣がまだサインをしていないらしい。
どうして5ヶ月間も彼だけが承認してくれないのかがわからないんだ。誰も教えてくれない。私には給料を支払って貰う方法が見当たらない。
だが、この仕事を放り出すことはしないよ。私の給料の状況でチームの雰囲気をさらに悪くしてしまうことは避けたいからね」
アフリカでは最近代表監督に対する給料未払いの事実が次々と明らかになっている。先日は大陸王者に導いたザンビア代表監督のエルヴェ・ルナール氏も6ヶ月給与を受け取っていないと話し、進展がなければ夏に辞任すると発表したばかりである。
(筆:Qoly編集部 K)
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