Germany
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1
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0-2
1-0 |
2
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Italy
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エジル |
92' |
得点者
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20' 36' |
バロテッリ バロテッリ |
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準決勝第二試合となるドイツ対イタリアの一戦は、イングランド戦からの日程が厳しくコンディションに問題のある選手が多いイタリアが厳しいとの前評判が見方が多かったが、蓋を開けてみれば組織立ったディフェンスと、今大会好調のピルロを中心とした攻撃で徐々に試合のペースを握る。
前半20分には左サイドでボールを受けたカッサーノが、DF二人に囲まれながらも狭い局面を抜け出し左足でクロス。そのボールにバロテッリが頭で合わせイタリアが先制。追いつかなければならなくなったドイツが攻撃を仕掛けるも、集中力の高いイタリア守備陣を崩しきることが出来ない。すると36分、ドイツのコーナーキックのこぼれを拾ったモントリーヴォが、高めのラインを敷いていたドイツDFの裏へロングパスを通し、これを受けたバロッテッリが豪快なシュートを決めて2-0。バロテッリの爆発もあり、イタリアが完璧な試合内容を見せ前半を折り返した。
苦しくなったドイツは、後半スタートからゴメスとポドルスキを外し、クローゼとロイスを投入。さらに攻撃の意識を高めたものの、この日のドイツの選手達は動きの量が乏しく連動性にも欠けていた。対してイタリアは組織的かつ魂のこもった守備で、最後のところで相手に自由を与えない。後半中頃からは前線に人数をかけて攻めるドイツと、手薄になった背後を何度も突くイタリアという構図で試合が展開。しかしバロテッリのゴール以降イタリアも決定力を欠き、スコアは動かぬまま時間は経過する。
試合終盤、GKノイアーがリベロ的なポジションをとり死に物狂いで攻め立てるドイツは、アディショナルタイムの92分、バルザレッティが犯したハンドにより得たPKをエジルが決めて1点を返したものの反撃はここまで。最後は苦しむことになったが、優勝候補ドイツを下したイタリアが、スペインが待つファイナルの舞台へと駒を進めた。
(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)【マッチフルハイライト】
(筆:Qoly編集部 Y)