ジョヴィンコとルシオなどを獲得したクラブの働きを賞賛
ユヴェントスの監督、アントニオ・コンテはクラブの移籍マーケットでの働きに満足しているようだ。ユヴェントスはパルマからセバスティアン・ジョヴィンコを、インテルからルシオを獲得している。
イタリア王者を奪還した貴婦人が見据えるのはチャンピオンズリーグでの挑戦。再び欧州で名前を轟かせるべく、今夏も精力的な補強を行なっている。一人目はパルマと共同保有していたジョヴィンコの復帰だ。そして、インテルとの契約が切れたルシオを電光石火で招き入れている。そしてウディネーゼのコンビ、マウリシオ・イスラとクワドゥ・アサモアも確保しており、残すはセンターフォワードの補強と言われている。
「ジョヴィンコみたいな選手を強く求めていたが、クラブが叶えてくれたよ」
「ジョヴィンコはテクニックがあり、ゴールを奪うことができ、チャンスを作り出す事ができる。彼はフリーキックを蹴ることもでき、一対一でも強いね。彼はまだ成長段階であり、彼はここでチャンスを得られると思うよ」
「ルシオ?我々は全く躊躇しなかったし、彼はすぐに我々のプロジェクトに夢中になったよ。彼と契約できて本当に嬉しいよ。彼のキャリアを見てくれれば我々がトッププレーヤーである彼とサインした事がわかるだろう」
「イスラとアサモアは強い選手だし、ユヴェントスのシャツに見合う選手だ。我々はイスラが怪我から復帰するのを待ちきれないだろうね」
「レギュラーの保証は誰にもないし、ファーストチームもサブもない。必要に応じて選手を選ぶよ」
いま、ユヴェントスはワールドクラスのストライカーの移籍へと向かっている。昨季のチームトップスコアラーはアレッサンドロ・マトリの10得点であり、チャンピオンズリーグでの成功には物足りないからだ。
「ミランの次だが、我々はリーグでベストの攻撃陣を持っているから、不平を言うべきではないんだよ」
「皆が常に改善を求めるのは当然だ。トレーニングにおいてもっとチャンスを作り出す為に新しいものは無いか我々も探し回っているよ。もしそれの手助けがマーケットから得られるならば、喜んで受け入れたいね」
「昨年は2つのオプションがあった。1人のトッププレーヤーとサインするか、完璧なチームを作り上げるかだ。しかし、トッププレーヤーは常にピッチにいなければならない。経済的なレベルではない。アルトゥーロ・ビダルを見てくれ。彼のコストは安いが、パフォーマンスはトッププレーヤーのようだ」
「移籍市場とクラブはとてもうまくいっているね。私は彼らが到着することを喜んでいるが、まだやるべきことは残っている。もしGMのベッペ・マロッタがその事について話すのであればそれは正しいだろう」
ユヴェントスはアレッサンドロ・デル・ピエロのいないシーズンを19年ぶりに迎える。
「デル・ピエロはこれからも我々と一緒だ。彼とジジ・ブッフォンは何年も一緒に我々と共にいたから奇妙に感じるね。デル・ピエロについては、昨季、そして彼のユヴェントスでのすべてのキャリアに感謝しているよ。彼が世界のどこでも幸運である事を望むよ」
話はデル・ピエーロが背負ってきた10番の後継者へと続く
「誰が10番のシャツを受け継ぐかって?私とクラブが決めるだろうね。私は着ないだろうね。マロッタも着ない、もしかしたらスポーツディレクターのファビオ・パラティーチ・・・」
コンテは笑いながらジョークを飛ばしてけむに巻いている。
(筆:Qoly編集部 N)