リヨン会長の設定した期限は過ぎたが…

7月20日、レキップは「リヨンに所属しているフランス代表GKウーゴ・ロリスは、今も辛抱強くオファーを待っている」と報じた。

リヨンは現在バスク地方でプレシーズンのキャンプを行っており、アスレティック・ビルバオ、レアル・ソシエダと親善試合を行った。しかし、ウーゴ・ロリスはこの試合には帯同しておらず、GKはレミ・ヴェルクトル、アントニ・ロペスの両名が務めていた。

リヨンの会長を務めているジャン=ミシェル・オラスは、7月4日のインタビューで「7月15日までに何もなければ残留だ」と話していたが、期限を過ぎた今でも移籍の可能性は消えていないようだ。

ウーゴ・ロリスの獲得に興味を持っていると言われているのは、イングランド・プレミアリーグのアーセナル、トッテナムの両クラブである。前者はアーセン・ヴェンゲル監督がヴォイツェフ・シュチャンスニへの信頼を表明しており、よりロリスとの距離が近くなっているのは後者であると報じられている。

記事によればイングランドからは1100万ユーロ、多数のボーナスを含めれば1500万ユーになるオファーが届いているとのこと。しかしリヨンが求めている最低限の価格が2000万ユーロ。その間には依然大きな開きがあり、今後の交渉が注目される。

(筆:Qoly編集部 K)

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