今月13日に日本代表の宮市亮がアーセナルから1年間のローンで移籍したウィガン・アスレティック。ラグビーのウィガン・ウォリアーズの影に隠れがちだったクラブだが、2006年にプレミアリーグ初昇格を果たすと、ポール・ジュエル監督(現イプスウィッチ)に率いられたチームはいきなり、リーグ10位、リーグカップ準優勝の好成績を残した。しかし、基本的には毎年、苦戦を強いられながらも最後はきっちり残留するという、言うなれば“プレミアの大宮”的存在である。
ウィガンは昨季終盤、2012-13シーズンに向けた新しいホームモデルを発表。最終節のウルヴス戦で使用し(結果は3-2で勝利)、その後オフに入ってからアウェイ、そして先日サードがお披露目された。
Wigan Athletic Mi-Fit 2012-13 Home
今年がクラブ創立80周年のウィガン。新しい2012-13ホームモデルは、オーナーのデイヴ・ウィーラン氏が経営するDW Sportsの独自ブランド、Mi-Fitがサプライヤーとなった2010年以降では初めて、伝統の青と白のストライプを採用された。
後身頃の襟下にはクラブの愛称である“Latics”の文字が入れられている。
Wigan Athletic Mi-Fit 2012-13 Away
アウェイは黒をベースに黄色との組み合わせ。前身頃にハニカム(蜂の巣型)のパターンがシャドウで入れられているほか、黒と黄色で塗り分けられたエンブレムが一瞬ドクロのようにも見える。
Wigan Athletic Mi-Fit 2012-13 Third
そしてサードはアウェイと同じテンプレートを使用したシンプルな赤のユニフォームキット。胸スポンサーは今季もブックメーカーの12Bet(ワンツーベット)が継続している。
(筆:Qoly編集部 O)
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