2012年11月6日(火) - フジャイラ・スタジアム(フジャイラ)
Syria
1
0-0
1-1
1
Australia
アル・マワス
74'
得点者
81'
ガメイロ

共に初戦を勝利で終えているシリア、オーストラリアは引き分け。この結果、勝ち点4&得失点差+4となったシリアは、最終戦のカタールに大敗しない限り決勝トーナメント進出が可能。オーストラリアはサウジアラビア相手に引き分け以上の結果が必要となる。

シリアは前節と同じくキックオフ直後から激しいプレッシングを仕掛けていった。オーストラリアもそれに押され、何とかボールを落ち着けてやり過ごすようにプレーはしていたものの、それでも危険なボールロストを繰り返し、苦しい立ち上がりだった。

しかしサウジアラビアとは違い、ここでオーストラリアは失点しなかったことでチャンスを残した。例によって30分も経てばシリアのプレッシングの開始位置が下がってくる。彼らの持ち前のファイティング・スピリットでボールを狩ってくることは変わらないが、奪われる位置が高くなる。試合は徐々に互角の展開に持ち込まれていった。

そして終盤になって試合は動いた。先制点はシリア。74分、アル・ムバイドの正確なフィードが右サイドの裏に通り、アル・マワスが抜け出して折り返し。守備に一度弾かれたところをアル・マワス自ら拾い、ゴールに決めた。これで彼は今大会2試合で4点目、大ブレイクである。

だがオーストラリアも反撃を成功させる。81分、右サイドをウィリアムズがドリブルで突破し、低いクロスを投入。交代でワントップにポジションを移していたガメイロが近いサイドに入り込んで受け、反転から強引にシュート。キーパーが切り損ねていたニアサイドを破り、同点に追いつき試合を終わらせた。

(筆:Qoly編集部 K)

{module [170]}
{module [171]}
{module [190]}

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手