18日に行われたブラジル全国選手権の第36節フラメンゴ対パウメイラス。
この試合で勝てなければ2部降格が決定的となるサンパウロ州の名門パウメイラスは0-0で迎えた後半17分、ヴィニシウスの強烈なミドルシュートが決まり先制するが、勝利が目前に迫った試合終了間際の後半43分、フラメンゴのヴァグネル・ラヴが放ったシュートはブロックに入ったDFに当たると、ボールは無情にもゴールへ吸い込まれ同点に。試合はそのまま1-1で終了し、同じく残留を争うポルトゥゲーザが勝ち点1を積み上げたため、2試合を残してパウメイラスの2部降格が決まった。パウメイラスの降格は2002年以来となる。
パウメイラスは今年、フェリパォンことルイズ・フェリピ・スコラーリ監督の下、1999年以来のタイトルとなるコパ・ド・ブラジルを制覇。来年行われるコパ・リベルタドーレスの出場権を獲得したが、国内リーグでは低迷が続きフェリパォンは途中で解任。後任にポンチプレッタを率い好成績を収めていたジウソン・クレイナ監督を引き抜いたがチームは上向かず、最後は皮肉にもパウメイラスの下部組織出身で、2003年に2部で得点王に輝き、クラブを1部復帰へと導いたヴァグネル・ラヴにトドメを刺される結果となってしまった。
(筆:Qoly編集部 H)
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