25日に行われたルーマニア・リーガ1第17節、アストラ・ジュルジュ対パンドゥリー・トゥルグ・ジウで、MF瀬戸貴幸が今季4点目を決めた。
今季2度目の監督交代となった14節以降も好調を維持しているアストラ。瀬戸は後任のヴァレンティン・シネスク監督の下でも先発フル出場を続けており、前々節、ペトロルルとの旧プロイェシュティ・ダービーでは貴重な先制弾をあげていた(結果は1-1)。そしてこの日、2位パンドゥリーとの上位対決でも瀬戸が試合の口火を切る。
アストラはホームで序盤からペースを握り、迎えた9分、右サイドの崩しからファーサイドへ抜けたボールをブデスクが再びクロス。これをゴール前に入り込んでいた瀬戸が頭で合わせる。(動画1:00付近から)
ペトロルル戦に続き、鮮やかなヘディングシュートで今季4点目をあげた瀬戸(カップ戦も含めると5点目)。ゴール後、いつも通りスパイクに刺繍された長男の名前を指差し喜びを表すと、チームメイトもそれに便乗した。
アストラはその後、43分にマクシムの同点弾を許すが、後半、48分からの54分までの間にムレシャン、ブデスク、ファタイが立て続けにゴール。そのまま4-1で快勝したアストラが9月のジュルジュ移転後、ホームで5戦無敗を記録するとともにパンドゥリーを抜いて2位へ再浮上。クラブ史上最高の成績でシーズンを折り返している。
(筆:Qoly編集部 O)
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