J1のサガン鳥栖は21日、アメリカのスポーツブランド「Warrior」の日本での独占販売権を持つワスプジャパンと、2013シーズンから2年間のユニフォームサプライヤー契約を締結したことを発表した。
1992年設立のWarrior。ホッケーやラクロスなどの競技ではそれなりに名の知れたブランドで、現在はニューバランスの子会社。今年から新たな挑戦としてサッカー界へ進出し、名門リヴァプールやセビージャ、選手でもベルギー代表MFフェライニと契約するなど、いきなり強烈な存在感を示している。(日本でのWarriorに関しては今年6月のレポート記事『Warrior、記者発表レポート 「我々は勝利するために来た」』を参照)
鳥栖は2006年から結んでいたデサント(Umbro)との契約が今季で終了。新たな契約先を模索していたなか、いち早くオファーを出したのがWarriorだったとのこと。また、クラブはこれまでユニフォームを購入していたが、今回は契約料を受け取った上でユニフォームの提供を受ける立場となっており、それも全ては今季の好成績があったからである。
アジアで初めてWarriorとの契約を果たした鳥栖。報道によると、来夏にリヴァプールやセビージャと日本で親善試合を行うプランも浮上しているようだ。なお、公式発表などでは「リヴァプール、セビージャに続く世界で3番目の契約チーム」と伝えられているが、デンマークのランダースも発表済みのため「4番目」ではないかと思われる。
鳥栖の2013シーズンに向けた新ユニフォームは来年1月下旬に発表される予定。
(筆:Qoly編集部 O)
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ