サガン鳥栖(ウォーリア) 2013
1999年のJ2創設から13年目、“J2オリジナル10”では最後となる悲願のJ1初昇格を果たしたサガン鳥栖。開幕前は降格候補に挙げる声が多かったが、ユン・ジョンファン監督のもと鍛え上げられたチームは、攻守両面でのハードワークを武器に奮闘。終盤には4連勝を達成し、最終節を迎える時点で3位とACL出場に王手までかけた。結局、横浜F・マリノスに敗れアジア行きはならなかったものの、J1初昇格チームでは最高位の5位。エースストライカーの豊田(今季も契約延長)は得点ランキング2位の19ゴールをあげた。
鳥栖は昨年12月、アメリカのスポーツブランド「Warrior」の日本での独占販売権を持つワスプジャパンと、2013シーズンから2年間のユニフォームサプライヤー契約を締結。20日に行われた新チームのファン報告会でついに新ユニフォームをお披露目した。
Sagan Tosu Warrior 2013 Home
リヴァプールのサプライヤーを務めるWarrior製の2013モデル。サッカー本来の概念、『ピッチ内は闘争である』という彼らのコンセプトをもとに、勇者のハートを表すトライバルモチーフを袖にデザイン。トライバルは「燃えさかる炎」を意味する、サモアやポリネシアなどの太平洋諸島の部族が使用していた伝統的なモチーフで、選手の熱いハートを表現している。
ホーム(1st)はチームカラーであるサガンブルーにサガンピンクを組み合わせ、鳥栖らしい、かつ“Warrior”のハートを表現した斬新なデザインとなった。
Sagan Tosu Warrior 2013 Away
白のアウェイ(2nd)はホームの色違い。いずれもリヴァプールの2012-13サードモデルと同じテンプレートを使用しているが、どうやらトライバルの模様は異なっているようだ。また、鳥栖のシャツのサイドには稲妻?をモチーフにした透かしが入れられている。
Sagan Tosu Warrior 2013 Goalkeeper Home
2種類のGKモデルはリヴァプールのアウェイGKモデルと同じテンプレート。ただし、鳥栖の方には袖のトライバルモチーフが追加されている。ユニフォームスポンサーはいずれも昨季から継続。
Sagan Tosu Warrior 2013 Goalkeeper Away
ド派手な新ユニ発表の様子。最初の映像は昨年6月の記者発表でも流されたもの。
(筆:Qoly編集部 O)
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