Tunisia
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1
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0-0
1-0 |
0
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Algeria
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ムサクニ |
90+1' |
得点者
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北アフリカのチーム同士らしく戦術的な試合となり、戦況は膠着。しかし終了間際にチュニジアが得点をあげ、初戦をものにすることに成功した。
試合序盤はアルジェリアがペースを握った。左サイドではメスバーとカディールの縦の関係を生かし、右ではフェグリが中に絞って守備を攪乱し、空いたスペースをゲディウラが使う連携を使い、前線に運ぶ。そして高い位置からプレスをかけ、ボールを奪っていく。
それに押し込まれたチュニジアは、負傷者が出たこともあって早めに手を打っていった。まず16分に足を痛めたジュマーをハルバウィと入れ替え、ハリファを右サイドに、ハマミをトップ下に移した4-2-3-1へと変更。これによって中盤の人数を増加し守備を強化すると共に、メスバーの裏をカウンターで徹底的に狙って反撃し、押し返す。
さらに後半はトラウィに代えてウサマ・ダラジを投入。チュニジア屈指の司令塔の投入に加え、ムサクニを中央寄りに動かし、ボールを持てるテクニシャン三人を近い位置関係で配置した。これによって前線にボールが収まるようになり、アルジェリアのプレスを抑制。最終ラインの位置も上がり、ペースを奪った。
そしてアルジェリアは逆に後半の中頃からはカウンターにシフト。一時はチュニジアの攻撃の変化に対応しきれなかったものの、徐々に前線の3人だけで縦に早い攻めを行う形が増加。74分にはカダムロに代えてFWのスダニを投入し、モステファをサイドバックに転換。前線にスピードを加えた。
これらの駆け引きが行われたものの、なかなか得点が入らず試合は膠着した状況が続いた。
しかし試合終了間際に突然試合は動いた。バイタルエリアでボールを受けたムサクニが、対面したレムシャをかわして右足を振り抜く。このミドルシュートがゴール右上隅に吸い込まれ、チュニジアに勝ち点3をもたらした。
(筆:Qoly編集部 K)
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