6日よりいよいよ始まった2014年W杯・北中米カリブ海地域の最終予選。そのオープニングゲームとなったホンジュラス対アメリカで文句なしのゴラッソが生まれた。

0-1とアメリカがリードして迎えた前半39分、ホンジュラスのDFフアン・カルロス・ガルシアが見事な同点ゴールを決める。

アメリカの守護神ティム・ハワードが一歩も動けない完璧なゴール。

ホンジュラスの名門オリンピアに所属するDFフアン・カルロス・ガルシアは現在24歳。同じく国内の名門マラトンでプレーしていた2009年に代表へ初招集され、以降、必ずしも出場機会は多くないながら代表には定期的に選出されている。センターバックでもプレーできるが本職は左サイドバックでこの日も同ポジションで先発。セットプレーで前線に上がっていた際の僅かなチャンスを見逃さなかった。ポジション柄、これまでクラブではほとんどゴールがなく、代表でも18試合目での初ゴールとなるが、それが大事な大一番での歴史に残るものとなった。

試合はホンジュラスが後半、ベングソンの勝ち越しゴールで“北中米の巨人”アメリカに逆転勝利。2大会連続のW杯出場に向け、幸先の良いスタートを切った。

ハイライト

(筆:Qoly編集部 H)

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