警察庁FC、「根無し草」の可能性も

2月17日、スポーツソウルは「2部リーグに参入する警察庁FCの本拠地が決まらず、今季の試合すべてがアウェイゲームになる可能性もある」と報じた。

昨季はリザーブリーグにあたるRリーグに参加していた警察庁FC。今季創設される2部リーグへの参入を決めたものの、プロ化されるためこれまで使っていた警察大学校のグランドで試合をすることが不可能となり、新たに本拠地を決定する必要があった。

しかし、開幕を1ヶ月前に控えて未だにホームグラウンドは決まっていない。現在は安山市との交渉が行われているものの、記事によれば意見の相違があり決して順調に進んではいないという。この問題が解決されない場合は、警察庁のすべての試合をアウェイで行うという代替案が示されているという。

だが、この案を実行するにあたっては各クラブの反発が予想される。特に昨年、AFCのライセンス条項を満たしていないとして2部への強制降格処分を受けた尚州尚武は、本拠地を持たないチームがリーグに参加すること自体公平性を欠いている、と主張している。

また、ホームゲームが増加する場合、チケット販売収入はそれほど見込めず主催するクラブの負担が増加する。あるクラブの関係者はこう明かしたという。

「ホームゲームの開催には1試合あたり2000万ウォン(およそ170万円)かかる。警察庁を相手に行う年間5試合がそうなるのであれば、財政的な問題も考慮されなくてはならない」

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