4月17日、レキップ紙は「フランス・リーグドゥのオセールは、財政難を乗り切るためクラブを売却する」と報じた。
これによって、2011年から会長を務めてきたベルナール・ブルゴーワン氏は退任。変わって元パリFC会長のギー・コトレ氏が新たなトップに就任するという。
ギー・コトレ氏はフランスの大手銀行で、自転車ロードレースのスポンサーであったことでも有名なケース・デ・パーニュ・グループのCEOを務めた経験を持つ実業家。現在は不動産会社ネクシティの重役も務めている。
記事によれば、コトレ氏を中心とした投資ファンドがオセールの株式の60%を取得することとなり、それに従って700万~1000万ユーロの資金が注入されることになるという。
昨季2部に降格したオセールは、1年でのリーグアン復帰を目指して戦ったものの、31試合を終えて12勝6分13敗で9位と結果が出ておらず、すでに昇格は絶望的。監督もジャン=ギー・ヴァレンム氏からベルナール・カゾーニ氏へと変更されている。2月には4連勝を達成したもののその後調子を落とし、ここ4試合はすべて無得点という泥沼状態となっている。
【厳選Qoly】日本代表、2024年に評価を上げた5名の選手