4月24日、PTIは「インド1部・Iリーグは、来季から夏の試合を夜に開催する方針を決定した」と報じた。
これまでIリーグでは9~10月、4~5月(秋春制のため、6~8月は休み)に行われる試合に関しても、昼の2時~4時にキックオフされていた。
インドは広大なため場所によっても違いはあるが、5月には最高気温の平均が40度を超える地域があり、劣悪な環境となる。予てより選手やクラブの職員からこの環境に不満が出ており、それにようやく答えた形となった。
インド代表監督を務めているウィム・ケーフェルマンス氏は、インタビューに対してこのように話している。
PTI
ウィム・ケーフェルマンス代表監督
「Iリーグは世界最高クラスのリーグではないし、それを自覚しなければならない。足りないところは多い。しかし、インドのフットボールが進歩するように、直面する問題を解決するための総括的な展望と、実務的な試みが必要なのだ。
我々が来シーズンに行う一つの改良は、昼間ではなく、夜にIリーグの試合を行うことだ。
Iリーグの成長は、ナショナルチームがいい成績を残すために重要なこと。草の根のサッカーを開発するとともに、トップリーグの運営にも注意を払わなければならないんだ」
「今我々が目指すところは、2015年アジアカップに出場すること。そのためには、FIFAのインターナショナルマッチデーにしっかり国際試合をプレーできるようにしなければいけない」