11日に行われたブンデスリーガ第33節、ホームでアウクスブルクに3-0の快勝を収め、歴代最多勝ち点記録を88まで伸ばしたバイエルン。試合終了後にはリーグの優勝トロフィーであるマイスターシャーレの授与式が行われ、その後は“ビールかけ”とあいなったのだが、ここで守護神のマヌエル・ノイアーが暴走。
「地元の伝統的な衣装で来て欲しい」とファンに呼びかけるなど『我々はバイエルン人』というテーマで行われたセレモニー。当然、華やかな場には欠かせない美女たちも伝統衣装に身を包んでいたのだが、ノイアーはそんなことお構いなし。背後から近寄り、ジャンプしながらビールを豪快に美女へプレゼントした。
実に楽しそうである。
なお、夜には市の中心部にあるマリエン広場(Marienplatz)までの優勝パレードが行われ、17万人のファンがチームと喜びを分かち合った。
ノイアーはこのときの式典でもテレビクルーの一員として照明を持ちながらインタビューに答えるなどお茶目なところを見せている。
バイエルンは今後、18日にブンデスリーガ最終節のボルシアMG戦を戦い、一週間後の25日にはCL決勝ドルトムント戦。そして、6月1日にドイツカップ(DFBポカール)決勝シュトゥットガルト戦という流れで、夢の三冠を目指す。