5月14日、ガーナサッカーネットは「ベレクム・アーセナルは、今季限りでガーナリーグから撤退することを発表した」と報じた。
ベレクム・アーセナルは1978年に設立されたガーナの中堅クラブで、2000年代中盤には好成績を残しCAFコンフェデレーションズカップにも出場した経験を持つ。しかしここ数年は低迷しており、今季は16チーム中15位と降格圏に沈んでいる。
また3月19日に行われたハーツ・オブ・オークとの試合においては、ファンが失点に憤ってピッチに降りプレーを中断させ、さらに終了後には控室の前に集まって審判団を20分間閉じ込めるなどの騒動を起こした。これに対してリーグの懲戒委員会は、ベレクム・アーセナルに対して8000セディ(およそ40万円程度)の罰金を言い渡していた。
ベレクム・アーセナルのオーナーを務めているヤクブ・モロ氏は、メトロFMの取材に対してこのように話したという。
メトロFM
ヤクブ・モロ オーナー
「トップリーグで戦い始めて以来不公平に扱われてきた。もうたくさんだ。我々はガーナ・プレミアリーグで戦い続ける価値がないと判断した。その決定はすでにガーナサッカー協会に伝えてある」
【厳選Qoly】日本代表、2024年に評価を上げた5名の選手