マンチェスター・シティのDF、コロ・トゥレはアンフィールド行きに向かっているようだ。『Daily Telegraph』が報じている。
32歳のコート・ジボワール代表は今季限りで契約が切れる為、7月1日からフリーで移籍が可能となる。トゥレがマンチェスター・シティに加入したのは2009年の事。1600万ポンドの移籍金でアーセナルから加入したトゥレは最初のシーズンからキャプテンを任されるなどDFの柱として起用された。
しかし2011年にはドーピング検査で陽性になり6ヶ月の出場停止処分を受けてしまった。大型投資によって列強の仲間入りした現在のシティにおいては、ヴァンサン・コンパニ、ジョレオン・レスコット、マティヤ・ナスタシッチの後塵を拝する状況にある。
リヴァプールのブレンダン・ロジャーズ監督はマルティン・シュクルテルの能力に疑問を持っており、またジェイミー・キャラガーが引退する事からDF陣の補強を望んでいる。リヴァプールにはDFの移籍話がいくつかあり、シャルケのクリアコス・パパドプロス、スポルティングのチアゴ、スウォンジーのアシュリー・ウィリアムズなどが候補となっている。
なお、パパドプロスについては『Daily Mail』が報じる所ではチェルシーと競っているとの事。リヴァプールは21歳のDFに1900万ポンドの移籍金を支払うつもりのようだ。
いずれにせよ、リヴァプールがこの夏のマーケットでDFの補強に積極的になる事は間違いなさそうだ。