大きな野望を持って2012-13シーズンに臨んだマンチェスター・シティだったが、CLでグループステージ最下位、プレミアリーグでも2位に終わり、さらにはFAカップもウィガンに足もとをすくわれ準優勝。結果、シーズン終了を待たずロベルト・マンチーニ監督は解任され、新たな指揮官とともに再スタートを切ることに。
その彼らが21日、2013-14シーズンに向けた新しいホームユニフォームを発表した。
同じ21日、MLBのニューヨーク・ヤンキースと共同で「ニューヨーク・シティ・フットボールクラブ(New York City Football Club、NYCFC)」を立ち上げ、2015年からMLSに参入することを明らかにしたシティ。これに伴い、新ユニフォームのお披露目もニューヨークで行われた。(ファンが背中を向けているのはチームが得点したときのパフォーマンスでお馴染みの“ポズナン”)
シティは今年、サプライヤーをUmbroからアメリカのNikeへ変更(6年契約)。その初代モデルとなる2013-14ホームモデルはリーク情報でもお届けした通り、彼らのモダンなスタイルと100年以上の歴史に敬意を払ったというクルーネックのシンプルなデザインを採用。首まわりと袖口には白に加え、クラブ初期の1892年のユニフォームに使われていたダークブルーを配している。
タグにはエンブレムのリボン部分にラテン語で書かれているクラブのモットー、“Superbia in Proelio”の英語訳である“Pride in Battle”。
現在、シーズン最後のUSツアーを行っているシティ。23日にMLBのセントルイス・カージナルスの本拠地ブッシュ・スタジアム、25日には新たな協力関係を築くことになったヤンキースの本拠地ヤンキー・スタジアムでいずれもチェルシーと対戦する。