先日、シーズン終了を待たずにマンチェスター・シティの監督を解任されたロベルト・マンチーニ氏がマンチェスターの地元紙にお別れの全面広告を掲載したというニュースをお伝えしたが、これに対し、シティのサポーターたちもアクションを起こさずにはいられなかったようだ。
シティに35年ぶりのFAカップ、そして44年ぶりのリーグ優勝をもたらしてくれた指揮官に感謝の気持ちを表すべく立ち上がったサポーター有志が中心となり、“Grazie Mancini”(イタリア語で「ありがとうマンチーニ」)というファンドを結成。700人以上の寄付によって目標の7000ポンド(約100万円)はすぐに集まり、本日28日付のイタリア有力スポーツ紙『La Gazzetta dello Sport』でそれは実行に移された。
呼びかけ人となった Adam Keyworth氏のTwitterから。
We did it, blues. The Mancini advert in all its glory in today's Gazzetta.We do things differently here. twitter.com/adamkeyworth/s…
— Adam Keyworthさん (@adamkeyworth) 2013年5月28日
さすがに全面広告とは行かなかったが、あのガゼッタにこの巨大な広告。「Grazie Mancini」という感謝の言葉の下には、「Per sempre uno di noi(私たちは永遠に一つだ)」、英語でも「Once a blue, always a blue(一度“青”に染まった者は、一生“青”)」と、3年半をともに過ごした仲間への思いが綴られている。