ドイツ代表MF、マリオ・ゲッツェの法定代理人はマリオ・ゲッツェに対する名誉毀損で3人のドイツ人ラッパーを訴えた。3人のラッパーはゲッツェがドルトムントから最大のライバルであるバイエルンへの移籍が決まった事を非難する曲をリリースしていた。

ラッパーグループの名前は「Kopfnussmusik」。ゲッツェ側はラッパー達に7万ユーロの賠償を求めて提訴。タイトルの名前は「Hast du jetzt was du willst? (Anti Götze)」。意味としては「望みは叶った?」の模様。Youtube上で同曲は確認する事ができる。

歌詞はひどく罵ったものなので割愛させて頂くが、サポーター達がソーシャルメディアを使って話題にしている模様。

提訴に対してラッパーグループは以下のような声明を出している。

「我々は感情と今度の移籍に対する疑念を表現したかった。我々はこんな結果を期待していなかった」

「我々はゲイの人々やユダヤ人差別主義の人々のふるまいからは距離をおいている」

なお、既にドルトムントのサポーター達は3人のために寄付を募っているとの事。寄付により7万ユーロを集めようと試みているという。これに対してグループのメンバーであるM.I.K.I.は以下のように語っている。

「みんな狂ったように寄付してくれている。これが団結だ!辛い時でさえ、俺たちは分かち合える!」

「戦うかギブアップか?俺たちは戦う!」

ゲッツェを巡る激しい愛憎劇は来季のブンデスリーガまで大きな騒動として続くと見て良さそうだ。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手