ジャーナル・レコード、およびア・ボラ紙は「FCポルトは、パッソス・フェレイラに所属しているMFアンドレ・レアォン、FWカエターノの両名の獲得を狙っている」と報じた。
FCポルトは先日、昨季パッソス・フェレイラを率いていたパウロ・フォンセカ氏が来季の指揮官になることを発表している。その関係によって、愛弟子となる二人の獲得を狙っているとのことだ。
アンドレ・フィリペ・リベイロ・レアォン、通称“アンドレ・レアォン”は1985年生まれの28歳。これまでU-20代表に入っていた程度で有名ではないが、パッソス・フェレイラで安定した活躍を見せてきたアンカータイプのボランチ。05/06シーズンにはポルトのBチームでプレーしていた経験もある。
強靱なフィジカルを生かした守備に加え、ボール扱いもうまく、パサーとしての能力にも優れている、隠れた有力選手の一人である。ポルトは同じポジションのMFフェルナンドがモナコに移籍する可能性が示唆されており、その後釜としても考えているのではないか。
ルイ・ミゲウ・テイシェイラ・カエターノ、通称“カエターノ”は1991年生まれの22歳。非常に小柄な体格でありながら切れ味豊かなドリブルを得意としているアタッカーで、トゥーロン国際ユース大会への出場経験も持っている。特に一昨年のギマランエス戦で見せた華麗なヒールシュートが大きな話題となった。
彼の父親はFCポルト育ちのポルトガル代表FWであるアゴスティーノ・カエターノであり、そして彼自身もトップチームには上がれなかったがFCポルトユースの出身である。