ロイター通信は「オランダの裁判所は、昨年12月に発生した審判殺害事件について、犯人に有罪判決を下した」と報じた。
当該の事件は昨年12月2日に発生したもの。ジュニアの試合をボランティアで裁いていた副審リシャルト・ニーヴェンハイゼン氏が試合後に待ち伏せされ、集団で暴行を受けた。ニーヴェンハウゼン氏はその後一度帰宅し他の試合の観戦に向かったものの、後に昏睡状態に陥り、病院に運ばれた次の日に死亡している。
判決では選手の父親に当たる50歳のエル・ハサン氏に懲役6年、暴行に関わった15～16歳の少年6名に対して12～24ヶ月の拘留が言い渡されているとのこと。
容疑者の弁護士は「ニーヴェンハイゼン氏に基礎疾患があり、その結果として死亡したものである」と無罪を主張していたものの、裁判所には認められず有罪判決が下されることとなった。
share
tweet
hatena