17日に行われたコンフェデレーションズカップ、グループリーグ第1節でナイジェリアと戦ったタヒチ。結果は6-1という大敗に終わったものの、その果敢な戦いぶりが話題となり、得点も決めることに成功した。
記念すべきゴールを決めたのはジョナタン・テハウ。配送ドライバーとして働きながらサッカーを続けてきた25歳のMFは、バルセロナに行くことが夢なんだと話したとAFP通信が伝えた。
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ジョナタン・テハウ
「(得点について) 何も考えてなかったな。仲間と一緒にゴールを祝ったよ。これは本当に凄いことだね。ブラジルに来て、しかも得点まで決めてね。僕にとって、友人にとって、仲間にとって、そして家族にとっても満足できる出来事だ。
(次の夢は?) 夢くらい見たっていいだろう? バルセロナだね」
また、大会を前にタヒチ代表入りを決めたベテランMFのヴァイリュアも、この結果に満足していることを話した。
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マラマ・ヴァイリュア
「我々にとっては、これは勝利みたいなものなんだ。誰も我々がゴールを奪うなんて思わなかっただろう。でも僕はずっと仲間に自分たちを信じろと言っていた。最初からずっとね。
フットボールは科学じゃない。サッカーでは我々は素人かもしれないが、気持ちと頭ではプロフェッショナルのように行動しなきゃならない。自分たちに誇りを持っている」