6月25日、ロイター通信は「UEFAがトルコ1部のフェネルバフチェ、ベシクタシュについて、欧州リーグへの参加の禁止を言い渡した」と報じた。

なお、その期間についてはフェネルバフチェが2シーズン+執行猶予5年付きの1シーズン、ベシクタシュが1シーズンとなる。

この2チームについては以前八百長が行われたことが発覚しており、かねてよりUEFAがその処分について検討していた。

フェネルバフチェに対しては、優勝を決めた10/11シーズンの最終節をはじめとした数試合、ベシクタシュについては2011年のトルコカップ決勝戦などに八百長があったとされている。昨年7月にはすでに裁判所が事件の関係者93名に有罪判決を下した。

フェネルバフチェはチャンピオンズリーグ予選、ベシクタシュはヨーロッパリーグの出場権を獲得していたが、この両クラブの離脱により、CLにはガラタサライとブルサスポル、ELにはカイセリスポル、カズムパシャが出場することが決定している。

なお、他に調査の対象となっていたステアウア・ブカレストについては、5年間の執行猶予付きの処分となったため、今季のチャンピオンズリーグには出場できることとなった。

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