マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FW、ウェイン・ルーニーの獲得を狙うアーセナルが来週にも最初のオファーを行う見込みである事が明らかになった。

『Daily Mail』によれば、月曜から正式にオールド・トラッフォードでの仕事をスタートするデイヴィッド・モイーズにとって、最初の週の大半はルーニーの状況について費やされる見込みであるという。アーセナルは2000万ポンドのオファーをストライカー獲得の為にライバルクラブへと送る模様。

しかし、ルーニーはユナイテッドとの話し合いをポジティブに感じていると言われ、ルーニーと昨季のサー・アレックス・ファーガソンとの間で起きた幻滅すべき関係を新しいマネージャーの元で再スタートさせたいと考えているという。

ルーニーは移籍するならチェルシー行きを好むと言われてきたが、ユナイテッドはタイトル争いの直接のライバルへの移籍に乗り気ではないという。フランスのPSGも獲得を望んでおり、ユナイテッドの3000万ポンドという要求額に応える見込みだが、ルーニーは家族の問題からフランス行きに気乗りしないようだ。

アーセナルは譲歩を見せる構えだが、ルーニーもアーセナル移籍はステップダウンだとは考えておらず候補として残っているとの事。

ユナイテッド、ベンフィカの要求に不満

マンチェスター・ユナイテッドはアルゼンチン代表DF、エセキエル・ガライに対するベンフィカの要求額に不満を持っているようだ。

ガライはユナイテッドのDF補強のトップターゲットであり、1月のマーケットで事前合意していると言われている。しかし、『Daily Mail』によればベンフィカは2000万ポンド以上の移籍金を求めている。これは、ガライがベンフィカに加入する前に所属していたレアル・マドリーが移籍金の50%を受け取る事になっているからだ。

DF陣の若返りが求められているユナイテッドだが、2000万ポンドの要求からの引き下げが無ければ他の候補へとシフトする可能性もありそうだ。

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