一時の低迷を脱し、再びセリエAの上位に定着したラツィオ。実績を残したエドアルド・レヤからヴラディミール・ペトコヴィッチへ指揮官が代わった2012-13シーズンも、序盤から上位をキープ。ELとの掛け持ちが響いてか終盤やや失速し、リーグでは7位に終わったものの、宿敵ローマとのダービーとなったコッパ・イタリア決勝は1-0で勝利。4年ぶりの優勝を果たすとともにEL出場権を獲得している。
長くPumaと契約していたラツィオだが、2012年からイタリアのMacronへサプライヤーを変更。その2013-14モデルが9日に発表され、伝統の“ビアンコチェレステ”(白と空色)のホームは、Macronらしい首まわりが特徴の仕上がりとなっている。
サイド部分は通気性を高めつつ、やや遊び心のあるボーダー柄に。
1998-99シーズン、カップウィナーズカップ決勝でマジョルカを破り初優勝した際に着用していたユニフォームに敬意を払ったという黄色のアウェイ。メーカーロゴの上には現カップ王者の証であるイタリア国旗カラーのパッチが輝く。
紺のサードはカジュアルなボーダー柄を採用した。なお、あのバルセロナやアスレティック・ビルバオですら胸スポンサーを入れる時代でありながら、ラツィオは2007年以降、頑なにスポンサー無しを守り続けている。(ロティート会長によると、「クラブに相応しいスポンサーを探している」らしいが・・・。1試合限定スポンサーなどは時々あり)
ファンへのお披露目はローマ中心部のサン・シルヴェストロ広場で「プロジェクションマッピング」を用いて大々的に行われた。
これもおそらくコッパ・イタリア決勝での勝利があったからであろう。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ