カルロ・アンチェロッティ新監督率いるレアル・マドリーの今季初戦、アウェイでのボーンマス戦でクリスティアーノ・ロナウドが見せた優しさについて先日お伝えした。
この試合でロナウドは素晴らしいフリーキックを含め、2ゴールの活躍をみせたのだが、得点前のフリーキックでは強烈なシュートがわずかにゴールバーの上を超えてゴール裏のスタンドに飛び込むとなんと観戦していた少年の手首を骨折させていたそう。
『The Sun』によれば、ボーンマスのホーム、『ディーン・コート』に父親とやってきていたボーンマスファンのチャーリー・シルバーウッドくん(11歳)はこの衝撃で手首を二か所骨折してしまったという。
ただ、彼は骨折後も84分まで試合を観戦し続けていたそう!
(骨折したのは開始5分すぎの場面だと思われる)
その後、病院へと向かったチャーリーくんは検査の結果、骨折が判明。手術を受け、今後6週間患部を固定することになるそう。
チャーリーくんは「とても痛かった。友達に言ったんだけど、彼らはそれを信じられなかった。ロナウドは世界で最も高価な選手です。そして、彼は僕の腕を折りました」、 「ボールが向かってくるのを見えなかったんです。ポストを超えてカーブしてきて、顔に当たりそうだったので、手でブロックしなきゃならなかったんです。隣に座っていた父さんは(ボールを)かわしたので、思いっきり当たってしまった」
父親のリーさん曰く、「全てがあっと言う間の出来事でした。ロナウドがボールをじっと見ているのを目にしていたら、次にはチャーリーのほうに飛んできたんです。すばやく飛んできたに違いないし、チャーリーの手首にまともに当たりました」
その後、チャーリーくんにはロナウドをはじめマドリーの選手たちのサインが入ったレアル・マドリーのユニフォームとボーンマスの選手のサイン入りボールが贈られたそうで、リーさんは「チャーリーはこの試合を決して忘れないだろう」とコメントしたとか。一方、マドリーのスポークスマンは「我々はチャーリーに記念品を贈るでしょう」とも述べたそう。
なんでも『The Sun』によれば、ロナウドはこの試合に出場して75万ポンド(約1.1億円)の支払いを受けたそう・・・
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