バルセロナのMF、セスク・ファブレガスが噂されるマンチェスター・ユナイテッドへの移籍について個人的に合意していると『Daily Express』が報じている。

ユナイテッドは26歳のスペイン代表MFへ2度のオファーを送って断られており、2度目のオファーは2400万ポンドであったと言われている。個人条件に合意したのであれば、セスク本人はイングランドへの帰還を望んでいることになる。

同紙によればセスクの代理人のダレン・デインはユナイテッドの副会長であるエド・ウッドワードと会談を持ったようだ。デインはウッドワードに元アーセナルのキャプテンであるセスクがプレミアリーグ復帰を望んでいる事と、希望の移籍は「優先交渉権」を持っているアーセナルではなく、ユナイテッドである事を告げた模様。ユナイテッドは3度目のオファーを準備しているようで、3000万ポンドを超える額になると見られており、バルセロナはこれを受け入れるのではないかと言われている。

だが、指揮官のティト・ビラノバが治療の為退団した事がユナイテッドに大きな問題を与えるかもしれない。新監督のヘラルド・マルティーノはまだ選手を放出を認めたくないと考えているからだ。これはユナイテッド側も認識しているため、彼らのターゲットがユナイテッド移籍を望んでいるだけにフラストレーションを溜めている様子。

ユナイテッドのデイヴィッド・モイーズ監督はセスクの獲得を心から希望しているようだ。セスク加入によってチームが強くなり、プレミアリーグタイトルの防衛やチャンピオンズリーグへの野望が膨らむからだ。だがもしバルセロナが断固として放出を拒否するのであれば他の選手へと目標をスイッチするとみられている。それはモイーズ監督が昨季まで指揮を取っていたエヴァートン所属のマルアヌ・フェライニかニューカッスルのヨアン・キャバイになるのではないかとの事。

バルセロナに復帰してからのセスクは成功を楽しんでいる。96試合に出場し、29ゴール、32アシストをクラブのために残しているが、昨季のチャンピオンズリーグにおいて、PSG、ミラン、そしてバイエルンとの試合でスタメンから落ちており、もしかしたらマルティーノ新監督も情勢によっては売却を許可するかもしれない。

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