アーセナルがドルトムントのMF、イルカイ・ギュンドガンの獲得を狙っていると『Sports Direct News』が報じている。
22歳のドイツ代表は昨季のチャンピオンズリーグでクラブをファイナルへ導く重要な役割を果たしたが、アーセナルはオファーを送り獲得の可能性を探るつもりのようだ。ギュンドガンはタフなタックラーでありながらパスセンスにあふれており、アルセーヌ・ヴェンゲル監督はエミレーツ・スタジアムの心臓部を任せられる選手であると感じているのかもしれない。
同紙によれば元ニュルンベルクのMFの評価額は2500万ポンドであり、彼の能力や可能性を考えれば妥当な評価であるという。近年のドルトムントはユルゲン・クロップの元で躍進しており、ブンデスリーガを3シーズンで2度制覇、そして前述のとおり昨季のチャンピオンズリーグではファイナルまで進出した。ヴェストファーレン側としては欧州の頂点に再び返り咲く為にトップタレントをキープしておきたいと考えているようだが、近年ではヌリ・シャヒン、香川真司、マリオ・ゲッツェをそれぞれビッグクラブへ放出するなど、必ずしも売却をしないという姿勢ではない模様。
ギュンドガンの現在の契約は2015年の夏までとなっている。ドルトムントでは81試合に出場しており、ヨアキム・レーヴの代表チームに恒常的に招集されている。