アジアでのツアーを終え、いよいよ来週末にと迫ったコミュニティ・シールドに向けてさらに調整のギアを上げるマンチェスター・ユナイテッド。

セレッソ大阪とのプレシーズンマッチ以降、しばらくは日本で過ごしたという香川真司も日本を離れ、日本時間7日2:30よりストックホルムで行われるAIKとの親善試合に向け、トレーニングに打ち込んでいることが予想される。

そんなマンチェスター・ユナイテッドに、頼れるあの男が間もなく合流する模様だと、『Manchester EveningNews』が伝えている。その男の名は、マンチェスター・ユナイテッドのキャプテン、ネマニャ・ヴィディッチである。

同紙によると、ヴィディッチはプレミアリーグの開幕戦であるスウォンジー戦で劇的な復帰を遂げる可能性が高く、すでにテストマッチでも問題なくプレーしたとのこと。

ヴィディッチは2011年11月、UCLバーゼル戦で膝を負傷し、シーズン絶望の診断を受け翌シーズンのプレミア開幕戦で見事復帰を果たすものの、その3ヶ月後、またしても膝の負傷によりシーズンを棒に振ってしまったという過去をもつ。今回のアジアツアーには座骨神経痛を患い招集メンバー外となったが、現在では負傷の状態もだんだん落ち着いており、AIKとの親善試合に向けたスウェーデン遠征にメンバー入りを果たす可能性があると記事は伝えている。

ヴィディッチは今、誰よりも強い思いを秘め、黙々とトレーニングに打ち込んでいることだろう。“ポスト・ファーガソン”として迎えるシーズン開幕戦、はたしてそのメンバー表の中にこの偉大なキャプテンの名前は登録されているのだろうか。

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