プレミアリーグの開幕を告げる風物詩、FAコミュニティ・シールドカップ。昨シーズンのプレミアリーグチャンピオンとFAカップチャンピオンが激突するこのタイトルは毎年プレミアリーグ開幕に先駆け行われている。

今年度のカードはマンチェスター・ユナイテッド対ウィガンとなっており、今季から2部のチャンピオンシップに降格するウィガンがイングランド王者と相まみえる形だ。

現在、移籍の噂が絶えないウェイン・ルーニーは肩の負傷により今回の招集メンバーから離脱。ルーニーはユナイテッドのアジア遠征、北欧遠征にも帯同しておらず、自身のコンディション調整にも長期間苦しんでいると、誰もがそう思っていた。

しかし、コミュニティ・シールドカップのわずか3日後に行われるイングランド対スコットランドの親善試合の招集メンバーの中に、なぜかルーニーの名前が入っていると現地では話題になっているそうだ。

今回の一連の流れを受け、現地のサッカーファンは「ルーニーのコミュニティ・シールド杯欠場には何か他の理由があるのでは?」と疑問視。さらにルーニーは、自らのFacebookページで代表選出の喜びを以下のように表現し、さらなら話題をさらっている。

なぜか代表には選出されたルーニー

ルーニーは今回の選出について、「代表チームに合流できること、そして幸運にもこの重要な一戦(スコットランド戦)でプレーできることが今から楽しみだ。自分を選出し、信用してくれたホジソン監督にとても感謝している」とコメント。本日のコミュニティ・シールドカップには出場できないものの、14日の代表戦には問題なくプレーできそうだと、この投稿からは推測できる。

はたして、ルーニーのコミュニティ・シールドカップ欠場には本当に何か裏があるのだろうか。ここしばらく、やはりこの男の去就から目が離せそうにない。

ちなみに、イングランド対スコットランドの一戦はFA創立150周年記念の一環として行われ、両者の対戦は実に14年ぶりとなる。

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