フランス・リーグアンのロリアンは「レンヌからギニア代表MFサディオ・ディアロ、ディジョンから元フランスU-23代表GKバプティスト・レーネを獲得した」と発表した。

アブドゥライ・サディオ・ディアロは1990年生まれの22歳。高い技術と得点力を武器にした選手で、トップからボランチまで多くのポジションをこなす。

2009年にバスティアと契約してフランスに渡り、11/12シーズンはクラブの一部昇格に大きく貢献。2012年アフリカネイションズカップでも鮮烈な活躍を見せ、レンヌに引き抜かれた。

しかし、初のリーグ・アンと挑戦なった昨季は34試合に出場しながらノーゴールと、自らの強みである決定力を欠き、チームに貢献できずに終わっていた。

公式

サディオ・ディアロ

「ロリアンに加入できてとても嬉しい。このクラブを選んだのは、ロリアンがとても良いサッカーをするチームだと思っているからだ。グルキュフ監督も僕を欲してくれたし、その信頼に応えたいと思っている」

バプティスト・レーネも同じく1990年生まれの22歳。11/12シーズンにリーグ・アンを戦ったディジョンでデビューし、松井大輔選手の同僚であったことで知られているゴールキーパー。2部でも安定したプレーを続けており、将来を嘱望されている選手の一人である。

ロリアンは先日のナント戦で2-1と勝利を収めたが、守護神を務めていたファビアン・オダールが頭上を抜かれるロングシュートを決められ(記録としてはバーに弾かれた後にオダールに当たったとしてオウンゴールになった)ており、ハーフタイムでピッチを離れていた。

とはいえ、オダールのバックアップを務めていたバンジャマン・ルコントも比較的評価の高い選手で、全く同い年の22歳。ポジション争いは熾烈になりそうだ。

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