レアル・マドリーのMF、メスト・エジルが将来について検討しているとドイツのメディアが報じている。
エジルがサンチャゴ・ベルナベウから離れるという可能性を報じているのはドイツのメディア、『Bild』だ。同紙によれば、ドイツ代表MFのメスト・エジルはトッテナムからギャレス・ベイルが加入した場合は退団することも考えており、仮にクラブを離れるとすれば3800万ポンドの移籍金で退団が可能という。また、24歳のMFはベイルの加入によってチームのスターティングラインナップに自らの場所がなくなる事を恐れており、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍に興味を持っているとも報じている。
マンチェスター・ユナイテッドはこの夏のマーケットで司令塔として起用できる中盤の選手を探し求めてきた。バルセロナからバイエルンへ移籍したチアゴ・アルカンタラや元アーセナルのキャプテンであるセスク・ファブレガスがそのターゲットであったが、両者共にオールド・トラッフォードへやってくる事はなかった。
ベイルのレアル・マドリー入りが近づいている事でレアル・マドリーの前線の選手には多くの噂が浮上している。エジルだけではなく、ルカ・モドリッチ、カリム・ベンゼマ、アンヘル・ディ・マリア、そしてカカと攻撃的な選手にまんべんなく噂が広がっている状況にあるだけに即退団は疑わしいところだが、ローン移籍や1月の移籍は大いにあり得ると考えても良いだろう。