アンジ・マハチカラのストライカー、サミュエル・エトーの去就に関する動きが加速しているようだ。
エトーの代理人、クラウディオ・ヴィゴレッリはチェルシーの経営陣と昨日ロンドンで会合し、今日はインテルの代理人とミラノで会談する見込み。
インテルはナイキとの11年間の契約延長で2億ユーロを調達する見込みで、この資金を元にエトーのセンセーショナルな復帰を実現させようとしている。カメルーン代表は400万ユーロの2年契約でインテルのシャツに再び袖を通すのではないかと言われている。しかし、チェルシーが獲得に迫っているという情報もある。チェルシーはエトーに1年契約を提示しており48時間以内に決着が着くといわれている。
インテルかジョゼ・モウリーニョ。エトーの行き先は「3冠を達成したクラブ」か「3冠を達成した監督」かに絞られたようだ。
スナイデルの移籍話が再浮上
マンチェスター・ユナイテッドがガラタサライのオランダ代表MF、ヴェスリー・スナイデル獲得に動いていると『CalcioMercato.com』が報じている。
スナイデルはユナイテッドの前監督であるサー・アレックス・ファーガソンが幾度となく獲得に興味を示してきたが、デイヴィッド・モイーズ体制となった今季も再び獲得を試みるようだ。経験豊富な司令塔は1月のマーケットでガラタサライへ移籍したばかり。750万ユーロという移籍金は当時バーゲン価格といわれ、ガラタサライはチャンピオンズリーグで準々決勝へ進むなど恩恵に預かっている。
しかし29歳のオランダ代表はかつてインテルを3冠に導いた実力者であり、夏のマーケットが開いた頃からトルコを離れるのではないかと噂されてきた。モイーズ監督は中盤の強化を欲しており、経験あるプレーメーカーを加えたいと考えているとの事。もし獲得が実現すればマイケル・キャリック、トム・クレバリーとポジション争いをすることになるだろう。