1日に行われた米・MLS、バンクーバー・ホワイトキャップス対チバスUSA。キックオフから僅か3分、チバスUSAに所属するメキシコ人FWエリック・トーレスがワールドクラスのスーパーゴールを決めた。

まさにキャプ翼(キャプテン翼)級のゴラッソ。

エリック・トーレスといえばメキシコ各年代ユース代表の常連で、チバス・グアダラハラユースの先輩、ハビエル“チチャリート”・エルナンデスがマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した10/11シーズンにトップデビューすると、印象的なプレーですぐさま「チチャリートの後継者」としてユナイテッドを始め各国のクラブから注目を浴びた逸材。しかし、その重圧からか10番を背負いエースとして臨んだ2011年U-20W杯で不振を極めると、以降、ロンドン五輪のメンバーから落選するなどクラブでも代表でも低調な日々を過ごし、今年7月にチバス・グアダラハラと同じオーナーが所有する米国のチバスUSAに移籍していた。

チバスUSAではこの日の2ゴールを含め加入後7試合6得点とゴールを量産中。まだ20歳。再びエリート街道への復活はなるだろうか?

なお、試合はホームのバンクーバーが2点のビハインドを追い付き2-2の引き分け。バンクーバーの小林大悟は65分から途中出場、ディビッドソン純マーカスはベンチ外だった。

【試合ハイライト】

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