イングランドの下部チームが参加するカップ戦で、騎馬隊が出動する珍しい事件が起きた。
現地時間4日に行われたフットボールリーグ・トロフィー、ブリストル・シティ対ブリストル・ローヴァーズの「ブリストル・ダービー」試合後、両チームのファンが一斉にピッチに乱入する騒動が発生した。試合後のピッチ上は両チームのファンで覆われ、ピッチは一時混乱状態となった。
そんな混沌状態に秩序をもたらしたのは、なんと馬。それでは、ピッチ上を8頭の馬が駆け抜けるなんともシュールな様子をご覧いただこう。
動画を見ていると、観客席のサポーターも騎馬隊の出陣になんだか興奮気味。ピッチに乱入したファンも、騎馬隊に追いかけられるのをどこか楽しんでいるようにさえ見える。英国人ならではの感覚なのだろうか。
ちなみに、このブリストルダービーが実現したのは7年ぶり。ブリストル・シティは現在3部リーグに、ブリストル・ローヴァーズは4部リーグに所属しているということもあり、両サポーターは少々熱くなりすぎてしまったようだ。
現地警察は計18名の逮捕者を発表し、16名の負傷者と50席もの破損が確認されているという。