シャルケのMF、ユリアン・ドラクスラーは今シーズンクラブに残留した事を正しい決断だったと考えているようだ。
『Sky Sports』によれば、若きドイツ代表MFにはアーセナルやチェルシーからのオファーが届いていたが、ドラクスラー本人はこれを断る事が難しかったという。だが本人は現時点ではブンデスリーガに留まることが正しいものであるとし、残留の道を選んだとの事。
また、来年の夏に開催されるワールドカップに選ばれる事を望んでおり、慣れているクラブで恒常的にプレーする方がベターだとジャッジしたようだが、将来がどうなるかはわからないと考えてもいるようだ。
「シーズンの終わりのワールドカップがあり、新しいチームに慣れるのにはいつも時間がかかる」
「簡単な決断じゃなかったよ。もう一回そんなオファーをもらえるかなんて誰もわからないからね」
「最終的に自分の心に従い、シャルケに残ることを決断したよ。それに加え、自分がシャルケという正しいクラブにいると納得しているよ」
ドラクスラーは昨シーズン13ゴールを記録しており、ドイツ代表で最も将来を嘱望されているタレントである。メスト・エジル、マリオ・ゲッツェ、トーマス・ミュラー、そしてマルコ・ロイスなどと共に代表チームで激しいポジション争いをしている最中であり、今回の決断は恒常的にプレーする環境こそが第一というものであったと捉えて良いだろう。