アーセナルが1月のマーケットでバイエルンのアタッカー、ジェルダン・シャキリにオファーするとスイスの『Infoticker』が報じている。

21歳のスイス代表アタッカーは昨年の夏にバイエルンへ移籍したが、多くのスター選手たちの壁を超える事ができずブンデスリーガで出番を得るのに苦戦している。元バーゼルのアタッカーは昨季13試合しか出場しておらず、バイエルンが優勝を果たしたチャンピオンズリーグでは1試合しか出場していない。この状況は新監督となったジョゼップ・グアルディオラの下でも続いており、スピードあるアタッカーはあまり起用されていないのが現状だ。

アーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督はシャキリを若い頃から注目しているといわれており、今回は1500万ユーロのオファーで獲得を目指すのではないかと報じられている。現在のシャキリの契約は2016年の夏まであるだけに少し移籍金が足りないとも噂されている。

シャキリは子供の頃にスイスはバーゼルに移住してバーゼルの下部組織出身へ入団。若くして頭角を現し、スイスU-17、U-18代表でのプレー経験を持つ。“スイスのメッシ”とも呼ばれるように、アジリティー、加速力、吸いつくようなボールコントロールを武器に敵陣を切り裂くドリブルを最大の武器としているが、ピッチをかなり自由に動き回り、中央でのボールを受けてからのスルーパス、右サイドからのカットイン、左からのクロスなど、そのプレーは多彩だ。

相手を交わしてからのシュートもモーションが小さく低く強いシュートをゴールの左右に蹴り分ける力があり、また、プレイスキッカーとしても才もあり、バイエルンでは簡単にFKキッカーを譲らないことで有名なロッベンがキッカーを譲るほどのレベルにある。

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