2006年W杯、我らが日本代表の前から2得点を奪い去り、勝ち点3をかっさらって行ったのはオーストラリア代表のティム・ケーヒルだった。

決して大柄なタイプではないが、驚異のジャンプ力とフィジカルでプレミアリーグでも互角にやり合い、日本のサッカーファンにとっても何かと印象深いプレーヤーであろう。

そんなケーヒルは現在MLSのニューヨーク・レッドブルズに所属する。27試合を終え12得点と相変わらずの得点感覚を見せているが、週末のヒューストン・ダイナモとの試合でこんな電光石火のゴールが生まれたとのこと。

キックオフからわずか5タッチ!

相変わらずの跳躍力を見せたケーヒルは試合開始後なんと7秒でゴール。これはMLSにおける最速ゴールのようで、歴史的なゴールをド派手な一発で飾った心憎いケーヒルなのであった。

ケーヒルは試合後、「素晴らしい気持ちだよ。だって、試合を落ち着いて進めるためにとても大きなゴールだったからね」と振り返り、「特別なゴールになった。チームにとっての重要性を考えれば、忘れられないものだね」と語っている。

ちなみに、ケーヒルが競り合った相手、ジャーメイン・テイラーはジャマイカ生まれの28歳。身長はケーヒルとほぼ同じの181cmだが、体格はケーヒルよりしっかりしているとのこと。

ケーヒルが所属するニューヨーク・レッドブルズには、元フランス代表のティエリ・アンリの他、イングランド国籍のブラッドリー・ライト・フィリップス、そして日本国籍の木村光佑らも所属している。

【厳選Qoly】新潟愛は永遠!アルビレックス新潟が「世界」に送り込んだ“最強”日本人6名