10月21日、スーパースポーツ・ドットコムは「先週末の試合で倒れたナイジェリア代表MFラビウ・イブラヒムは、このまま現役を引退する可能性がある」と報じた。

ラビウ・イブラヒムは1991年生まれの22歳。若くして多くのビッグクラブに目をつけられ、ガラタサライとスポルティング・リスボンの下部組織で育った経験を持つ。2007年には「世界で最も有望な10代の選手50人」にも選出された。

クラブではなかなか出番がなく苦しんでいたものの、2013年1月にキルマーノックと契約し、2013年アフリカネイションズカップ前には初めてフル代表のキャンプに招集されていた。

しかし10月19日に行われたキルマーノック対ロス・カウンティ戦において、スタメン出場したイブラヒムは前半35分、イヴァン・スプロールとの接触の後、ピッチに倒れた。

すぐにスタジアムから5分の距離にある病院に運ばれて治療を受け、現在は状態も落ち着いているとのことであるが、今後彼の体については詳細な検査が行われる予定となっている。その結果によっては、このまま現役を引退せざるを得なくなる可能性もあるという。

スーパースポーツ・ドットコム

アラン・ジョンストン キルマーノック監督

「彼ら(病院)はさらにテストを行うためラビウ・イブラヒムを留めている。イブラヒムの状態は良いし、できれば健康であってほしい。

あれからもう一度試合の映像を見たよ。彼はピッチの中央に座り、倒れた。しかし、その時は誰も彼に触れていなかった」

スーパースポーツ・ドットコム

アルハジ・アミン・メイガリ ナイジェリアサッカー協会会長

「迅速な回復を願う。このニュースを聞いた時は言葉が出ないほどショックを受けた。ラビウとキルマーノックがこの困難を乗り越えられることを願っている」

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