11月16日、オーストラリアン紙は「オーストラリア代表MFマーク・ブレシアーノに対し、FIFAは187万ドルの罰金と4か月の出場停止処分を言い渡した」と報じた。

マーク・ブレシアーノは昨年夏、UAEのアル・ナスルからカタールのアル・ガラファへと移籍。しかし、この時にはまだブレシア―ノとの契約が残っており不当な移籍であるとして、アル・ナスル側がFIFAに訴えを起こしていた。

またアル・ガラファにも1年間の選手獲得禁止処分が科されているが、クラブの広報によれば、今後この件はスポーツ仲裁裁判所にゆだねることになるという。

オーストラリアン

アル・ガラファ

「クラブは、FIFAが課した選手獲得禁止処分に抵抗する方針を明らかにする。これは特に珍しいケースではなく、多くの先例がある。我々はそれに該当しないはずだ。

選手(マーク・ブレシアーノ)はアル・ガラファに参加する前に契約を終了している。我々の次のステップは、この件をスポーツ仲裁裁判所に訴えることだ」

なお、ブレシアーノの処分は火曜日に行われるコスタリカとの親善試合では適用されないため、出場は可能。しかしワールドカップまで7か月となった今、その半分の期間を失うという事実は、ブレシアーノにとって大きなダメージとなる。

オーストラリアン

オーストラリアサッカー連盟

「我々は現在対応を検討している。ブレシアーノを支援し、この問題を解決するため、できる限りのことを行いたい。

FIFAからの話では、サスペンションは火曜日のコスタリカ戦では適用されないということだ。マークは代表チームでプレーできるので、準備を進めていく」

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