いよいよ来年に迫ったブラジルW杯。グループステージ、決勝トーナメントを合わせて行われる64試合は、ブラジル各地の12のスタジアムで開催され、気候が大きく異なる地域もあることからチーム、そしてファンにとっても環境への適応力が試される大会となりそうだ。

その開催地の一つ、クリチバで、オフィシャルスポンサーのコカ・コーラがこんなプロモーションを行った。

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広大なブラジルでは通常のリーグにあたる全国選手権(カンピオナート・ブラジレイロ)とともに州選手権も非常にメジャーな大会で、州ごとに様々なライバル関係があり、クリチバのあるパラナ州でもコリチーバ、アトレチコ・パラナエンセ、パラナ・クルーベといったクラブがしのぎを削っている。

コカ・コーラが今回行ったのは、各クラブの元選手やサポーターなど計4万人のクリチバ市民の歌声を別々に収録し、それを重ね合わせて一つの歌とするという企画。

どこのクラブのサポーターであっても、「サッカーが好き」という根っこの部分は同じ。そうした人たちがクラブの垣根を越えて一つとなる、まさにW杯らしいプロモーションと言えるだろう。


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