11月20日、2014年ワールドカップ大陸間プレーオフ・セカンドレグ、ニュージーランド対メキシコの試合がウエストパック・スタジアム(ウェリントン)で行われた。

ファーストレグで5-1と圧倒的な勝利を収めていたメキシコは、この試合でも序盤からゴールを量産。14分にカルロス・ペーニャのスルーパスから裏に抜け出したオリベ・ペラルタが先制点を決め、リードを奪う。

さらに29分にも、ペーニャのスルーパスから左サイドにミゲル・ラユンが抜け出し、折り返しをペラルタがゴールに蹴りこんで2点目。それから間もない33分にも同じようにペーニャのスルーパスから、今度はラウール・ヒメネスが左を破ってクロス、これに合わせたペラルタが前半のうちにハットトリックを達成した。

ニュージーランドは39分にマルコ・ロハスのパスでジェレミー・ブロッキーが飛び出しを成功させ、キーパーと接触してPKを獲得するも、これを止められてしまい得点ならず。

80分には再びPKを獲得し、今度はクリス・ジェイムズが決めて1点を返す。さらに83分には左サイドを仕掛けたバルバルセスとブロッキーのチャンスメイクからクロスが入り、途中出場のロリー・ファロンが2点目。

立て続けの得点と勢いのある反撃で会場を盛り上げることには成功したものの、さすがに7点以上が必要な状況では焼け石に水。逆に86分にマクグリンチーのボールロストからショートカウンターを受け、ペーニャに4点目を決められ万事休すとなった。

この結果、トータルスコア3-9でメキシコが大陸間プレーオフを制し、ワールドカップ出場を決めた。

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